昨日のこと、都内に用事があったので、その後のご飯を楽しみにでかけた。
用事といっても付き添いのようなものだったので、隣で2時間ほどあれこれネット検索に明け暮れて、ようやっと絞り込んだ。
地域はほぼ決めていたのだけれども、和食にするのかフレンチか、はたまたイタリアンなのか決めきれずにいた。
だらだらネット検索をして、ようやくフレンチに絞り込んで電話をしてみた。
急な数時間前の予約ではあったのだけど、運よくディナーにありつけることになった。
ー神楽坂。
就職して間もないころに、仕事の帰りにちょろっとまぎれたことのある程度の町。
大人の雰囲気だという印象しかなかったのだけど、自分ももう今では(不格好ながらも)随分な大人になってしまったので、少しは違和感なくいられるのではないかと思ったのだ。
間違いなく、こんなことでもなければ、用事もなく来ることなんて無い町の一つだ。
さて、予約の時間より少し前に神楽坂に着いて、ちょっと町を探検してみようということになった。
小さくてセンスのある店舗がギューッと並んでいる。以前にフランスを旅した時の感覚にちょっと似ていて楽しくなった。
ボルドーは大きな街なのだけど、その割にとても静かな素敵な街で、そこに住んでみたいと思った。
神楽坂も、凝縮して主張する店舗がたくさん溢れていて、賑やかで活気がある割には静かで(ちょっとわかりにくい表現ですよね)、ここに住んでみたいなぁと一瞬で思った。
路地に入っても、趣向を凝らした店舗がぽつぽつとあり、大人が作り上げた町というよりは、若い力で試行錯誤しながら積み上げてみているようなチャレンジする力を感じる町。
だからこそ小さく、入れ替わりも多分激しいのだと思うのだけど、前に進む力を感じられる魅力的な街だと感じた。
さて、本命のフレンチは、「ラ トゥーエル」。
少し路地を入ったところに可愛らしい一角が。
階段を上るとその店があり、ドアを開けると早速案内していただけました。
急遽呼んだもう一人の友人を待ちながら、ワインリストを眺める友人。
にやにやが止まりません。
かなりワインが好きな友人は、さっそくソムリエの女性と話し込む。
ソムリエの方も、友人の、(私から見ると、長くなってしまうような、もうどうでもいいような)話をよく聞いてくださって適格にアドバイスしてくださる。
それにまた気をよくしてあれこれ悩む友人は30分ほどかけてやっと2本のワインに絞り込んだ。
で、あけたのはこっち。↓
年代からもわかるように、超熟女です。
私はこのあと車の運転があるので、香りだけいただきましたが、グラスに鼻を向けただけでもわっっと香る、えーっと、たとえは微妙ですが、ムンムンする香り。
(すみません。語彙力なくって・・・(´;ω;`)ウゥゥ)
口にした瞬間、友人たちも「おーっ。」と声が漏れたほどに素晴らしい熟成ぶりだったようです。
(すみません、お酒とかワインとかほんとよくわからないんで語彙力が壊滅的です。)
お料理の一品。
とても丁寧に作られていて、お味もちょうどよくおいしくいただけました。
また、何十人も対応するような大きな店ではなく、20人程度の収容ですが、私はこじんまりしたリラックスできる店が好きなので、快適に感じました。
満員というわけではなかったせいかもしれませんが、サービスも行き届いていて気持ちよく過ごすことができました。
好みはあるかと思いますが、私はまた来たいと思える店の一つにりました。
神楽坂、また是非行ってみたい。
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